2019年有馬記念有力馬とデータとの比較
ドバケンです。
有馬記念の枠順公開抽選会が迫る中、妙な緊張感がありますね。
さて、今回は前回導き出した有馬記念データを元に有力馬を結び付けていこうと思います。
前回データはこちらから
※有力馬基準はnetkeiba様の
想定オッズとの兼ね合いで決めています。
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アーモンドアイ(牝4)
父ロードカナロア
父系キングマンボ
母父サンデーサイレンス
母父系サンデーサイレンス
母母父ヌレイエフ
母母父系ヌレイエフ
前走レース 天皇賞秋1着
前走上がり+順位 33.8秒2位
最速上がり 32.4秒
平均走破距離 1840m
現役最強女王。生涯有馬記念に出てくるとは思わなかっただけに今回の参戦は盛り上がる。
データ面で言うと走破距離がやや不安。
血統もキングカメハメハラインは優秀なものの若干物足りない。
最速上がりは例の安田記念3着の時。1600mでこの時計は明らかにハバケモノじみている。
最強牝馬にデータは関係ないのか注目だ。
リスグラシュー(牝5)
父ハーツクライ
父系サンデーサイレンス
母父アメリカンポスト
母父系ネイティヴダンサー
母母父ミラーズメイト
母母父系ネヴァーベンド
前走レース コックスプレート1着
前走上がり+順位 ???秒
最速上がり 32.9秒
平均走破距離 1868.5m
昨年の香港ヴァーズ2着を皮切りに本格化。今年の宝塚を制して世界を制した女傑。
状態は間違いなくピーク。ハーツクライ産駒も根幹距離よりも非根幹距離の方が走るのでこのコースはプラス。
(本馬も非根幹距離の好走が目立つため)
母系はややスタミナ型を思わせるがデータに該当はしない。
ただ、出走馬中1番勢いがある馬なので勝っても不思議ではない。
サートゥルナーリア(牡3)
父ロードカナロア
父系キングマンボ
母父スペシャルウィーク
母父系サンデーサイレンス
母母父サドラーズウェルズ
母母父系サドラーズウェルズ
前走レース 天皇賞秋6着
前走上がり+順位 34.9秒10位
最速上がり 32.3秒
平均走破距離 2028.5m
誰もが認める素質馬。春には無敗で3冠か凱旋門かなんて言われていたのが懐かしいですね。
この馬もアーモンドアイ同様ロードカナロア産駒。血統だけ見るとこっちの方が向いていそうだが果たして。
前有利とはいえ2400mで32.3秒は桁外れ。多少気難しい面もあるが、やはり力はあるという証拠。
コーナリングの上手さは本馬の今回の最大の武器だが本番でも生かせるだろう。
ワールドプレミア(牡3)
父ディープインパクト
父系サンデーサイレンス
母父アカテナンゴ
母父系ヘロド
母母父ビーマイゲスト
母母父系ノーザンダンサー
前走レース 菊花賞1着
前走上がり+順位 35.8秒2位
最速上がり 32.3秒
平均走破距離 2166.6m
全兄は種牡馬ワールドエース。
兄も素質馬だったがクラシックは取れずその無念を弟が晴らした形となる。この馬も神戸新聞杯で32.3秒(しかも故障明け)で叩き出している。
母系ややや渋めの血統。母父はドイツ競馬の名馬で母系はスタミナを富んでいる血統な印象。
前走菊花賞組かつサンデー系の馬は相性が良く本馬も当然有力候補になるだろうが、実戦経験がやや少なめなのが不安材料か。
フィエールマン(牡4)
父ディープインパクト
父系ディープインパクト
母父グリーンチューン
母父系ニジンスキー
母母父ノワールエオ
母母父系プリンスリーギフト
前走レース 凱旋門賞12着
前走上がり+順位 ???
最速上がり 33.9秒
平均走破距離 2275m
現役牡馬トップクラスの馬。
凱旋門賞は途中でルメールがレースを辞めさせる形にしたが今回はそれが吉と出るか凶と出るか。
無駄に体力を消耗しなかった分プラスになると私は踏んでいる。
血統を見ると本質的に中距離馬。ただ、この馬自身に柔軟性があるため長距離もこなせると思われる。
末脚勝負が向かない中山コースだが、ミニ中山の愛称を持つ福島競馬場で鬼脚を繰り出したこの馬。向かないということはないだろう。
ヴェロックス(牡3)
父ジャスタウェイ
父系サンデーサイレンス
母父モンズーン
母父系スインフォード
母母父グランドロッジ
母母父系ダンジグ
前走レース 菊花賞3着
前走上がり+順位 36.2秒3位
最速上がり 34.2秒
平均走破距離 2133.3m
牡馬クラシック全てで善戦した3歳有力馬。
一瞬のスピードと言うよりも末脚が長いタイプで息長くスパートする形が理想か。
母父は伝統ある血統でスタミナ型。母母父はダンジグからくるスピード型でバランスは良い。
サンデー、スピード血統、前走菊花賞と推せる要因が揃った馬で穴馬候補としてオススメ。
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そして私の注目馬はこの馬
レイデオロ(牡5)
父キングカメハメハ
父系キングマンボ
母父シンボリクリスエス
母父系ロベルト
母母父シーキングザゴールド
母母父系ミスタープロスペクター
前走レース ジャパンカップ11着
前走上がり+順位 38.4秒10位
最速上がり 33.6秒
平均走破距離 2107.5m
キングカメハメハライン、シンボリクリスエスのロベルト血統、一番実績のあるジャパンカップ2400mからの参戦とデータ的には買える1頭。
更にもう1つ買える要因があります。
それは「引退レース」ということと「前走ジャパンカップ11着」という2つに関係します。
ご存知の通り有馬記念は名馬が去りゆくレース。
中にはラストランで歴史に名を残した馬もいます。
オグリキャップ、トウカイテイオー、イナリワン、ディープインパクト、オルフェ―ヴル、ジェンティルドンナ・・・・・・
このうちオグリキャップ、イナリワンはラストラン前にジャパンカップに出走し11着。
その後、有馬記念で有終の美を飾っています。
これはオカルトなのかもしれませんが、こういったことがある以上やはり無視できない要因ですよね!
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以上となります。
いつもより少し長めになってしまいましたが参考になれば幸いです。
次回は阪神Cの枠順も出ているでしょうし阪神C+中山大障害の予想をお送りします。お楽しみに!
それではありがとうございました!
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