2019香港シリーズ日本馬評価2
評価1の続きです。
ディアドラ
前走チャンピオンS3着からの参戦。
3月からこれまでずっと海外遠征を続けていた同馬の馬体はすでに海外向きになっている。母父スペシャルウィーク母母父マキャヴェリアン母母母父ヌレイエフと織りなされる底力あふれる母系に加えてハービンジャーの持久性が融合した結晶ともいえる。
相棒・マーフィーが手綱を取る中の参戦、2400mは問題なく日本馬どころか現地でも一番評価。爆発的な末脚が炸裂すればチャンス大。
ラッキーライラック
前走エリザベス女王杯1着からの参戦。
スミヨン騎手の神騎乗で劇的復活を遂げたアーモンドアイのライバル。
阪神JFを勝ちその後低迷したことから早熟説が押されたこともあったが前走勝っているように機会に恵まれなかっただけで馬自身はパワーアップしている。
父オルフェーヴルの初年度産駒で読めない部分はあるが、祖父ステイゴールドは海外に強く本馬にもそういったものが受け継がれている可能性があって期待が持てる。
今回もスミヨンが騎乗し万全もディアドラが最大の敵となるだろう。
グローリーヴェイズ
前走京都大賞典6着からの参戦。
この馬に関してはよくわからない部分が多い。それも一流との対戦成績も乏しくレースもどこを目標に使っているか理解できない部分があるからである。
父ディープインパクトに母系は名門メジロ牧場ゆかりの血統。個人的にメジロラモーヌの血がここまで残っているのは当時は思わなかったので感慨深いものがある。
ただ、馬自身はピークを迎えつつあると思うのでやはり展開次第で勝負になると思われる。メジロの血が海外で開花することに期待したい。
ダノンスマッシュ
前走スプリンターズS3着からの参戦。
実力は周知の事実もG1タイトルに恵まれていない。父ロードカナロアは同じ舞台で2連覇を達成した最強の龍王。その子供が同じ舞台で帰ってくるのは心に来るものがある。
騎手も世界的名手のデットーリ。川田、北村友と比較すると手が合いそうなカンジ。
先行力もあるのでここで初G1になってもおかしくはない。
こんな形ですね。
個人的に1番期待できるのはやはりディアドラ。
エルコンドルパサーの例もありますが、海外長期遠征は非常に効果があることだと思います。事実、彼女はナッソーSを制しチャンピオンSでも3着、アイルランドチャンピオンSも不利がなければ・・・と思わせるほどに成長しました。
距離も問題はなくここで新たにG1タイトルを積み重ねることに期待しましょう!
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